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Information ~家庭での“ひとこと”が、子どもの英語力を変えるかもしれません~

  • futureclub-english
  • 24 時間前
  • 読了時間: 2分

 先日、『赤ちゃんは世界をどう学んでいくのか ヒトに備わる驚くべき力』(奥村裕子

博土著 光文社新書)に関するおもしろい記事を目にしたので、ご紹介します。ちまたではよく「外国語は早期学習が良い」と言われています。私もその意見には同意していますし、「語学は習慣さえつけばわかるようになる」とも思っていますが、そうならない場合もあるので、ずっと考え続けていたテーマでもありました。

 

 本署の内容としては、赤ちゃん向けの家庭教材として映像を活用したもの(語学や数字、教育アプリなど)があり、いろいろな状況の中でどのように赤ちゃんが学習していくのか実験したことが書かれています。


  • グループ1:中国語のネイティブ話者と一緒に遊びながら中国語を聞く

  • グループ2:ビデオ映像を通じて中国語を聞く

  • グループ3:録音された中国語音声を聞く


 この検証の結果、中国語の音素を聞き取れたのは、グループ1の実際の話者から中国語を聞いた赤ちゃんだけでした。つまり、赤ちゃんが言語を学ぶためには、人との関わり合いが必要であることを示しています。さらに 9か月児を対象にした実験では、「赤ちゃんが他の赤ちゃんと一緒に学習することで学習効果が高まるか」も調べられました。結果は、互いに会話を交わすことはできなくても、ただ同じ場にいるだけで覚醒状態が高まり、学習が促されることを表しています。

 親子で映像を見た場合、子供の隣に座って映像を見ながら内容に一緒に反応したり、関心を示したりすることで、子供がその内容の重要性を理解し、学ぶべき情報としてとらえられたと考えられます。親子で一緒に映像を見ることで、より効果的な学習環境を作り出せるかもしれません。【現代ビジネスの記事より】


 私の教室でのレッスンでは、生徒さんのボキャプラリーや表現を増やすことを中心にインプットし、家庭学習まで組み入れることで定着につなげています。小学生のクラスでは教室での発表をお家でも行ってもらい、おうちの方からサインやステッカーなどもらうようなどの協力をいただいています。成功体験できた生徒さんたちが多いのは、このようなご家庭での協力があってこそだと認識しました。ふだんの生活ではほぼ使うことのない英語への関心を持ち続けてもらうこと、生徒・親・教師が同じ方向に同じ熱量で向かうことが学習効果を上げるのだと思います。


引き続き、一緒に目標に向かって突き進んでいきましょう!!✊

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