皆さん夏休みの間にたくさんの思い出を作られたことと思います。小・中学生には当教室の夏休み明けに、「英語絵本リーディング」「英語スキルコンテスト」を行いました。皆さんが熱心に取り組んだ様子がわかる素晴らしいもので、その堂々たる発表の姿はとても感動的でした。お家でもお子様たちが一生懸命に練習する姿を目の当たりにされたことと思います。それを見守る親の存在はとても大きく、ありがたいものです。いつも家庭学習のご協力ありがとうございます!!
全生徒さんたちを対象に、前期の「皆勤賞」「準皆勤賞」も表しました。良い思い出の一つに加えてもらえたら幸いです。
さて、人間は人生に起こったほとんどのことを忘れてしまう生き物ですが、「楽しかった」「辛かった」などの思い出は意外と覚えているものです。意識的に感情のコントロールを行って、「楽しい」感情をうまく使って記憶に残していきましょう。脳の仕組みを研究した精神科医の樺沢紫苑氏著の「記憶脳」から一部抜粋、再構成してお知らせします。
「勉強ができない人」の最大の原因は「勉強が嫌い」なことです。イヤイヤ勉強すると、記憶に残らないから、いくら勉強に時間を費やしても記憶に残らず、いくら頑張っても成績が伸びないのです。「苦しい」「辛い」が続くと、海馬に対して悪影響を発揮して、記憶力を低下させてしまいます。
記憶に関して言えば、「頭が良い」かどうかよりも、「楽しく」やるかどうかの方が何倍も重要なのです。ですから意識して「楽しく」取り組むだけで、ドーパミンが私たちを応援してくれて、記憶力をアップさせてくれるのです。
タイマーを使った記憶術は私も教室で行っています。ほんの数分間集中して単語や熟語を覚えてもらいますが、皆さん本当に集中して記憶力を高めています。ふだんの家庭学習でも取り入れられると思います。一緒に学習できる人がいれば「対戦成績記憶術」を取り入れて、勉強をゲーム化する方法もあります。「わかる」「できる」を体験できれば「勉強のおもしろさ」に気づくことができるでしょう。自分の可能性をどんどん広げていきたいものですね!
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